コスモス鹿児島は、鹿児島の行政書士による成年後見制度を通じ、高齢者、障がい者の権利の擁護・福祉の増進をサポートする団体です。

公益社団法人コスモス成年後見サポートセンターは、日本行政書士会連合会が設立した団体です。
当法人では、制度や実務についての研修を行い、会員の資質の向上に努めています。
また、業務管理を通じて、会員の指導・監督を徹底するとともに、会員全員が成年後見賠償責任保険に加入しています。
所定の研修を終えた会員を、後見人・後見監督人などとして家庭裁判所に推薦しています。

主な事業

1.成年後見人の養成・指導
2.後見人候補者の推薦
3.成年後見制度の普及啓発活動

所在地

認知症や知的・精神障がいにより、正常な判断をすることが難しい方やそのご家族からのご相談に対し、成年後見制度やお手続きについて分かりやすくご説明致します。
制度を利用して家庭裁判所から成年後見人として選任された場合は、本人のサポートを行います。
将来認知症になったときのために、当会の会員である行政書士に成年後見人の業務をお願いすることを予め決めておくことも可能です。

行政書士に期待される役割

1.権利義務・事実証明に関する書類作成の専門家としての役割

公的書類作成のプロである行政書士なら、役所や裁判所などへの難しい手続きも安心してお願いすることができます。
制度を利用する前から、実際に成年後見人になった後も多くの手続きを行いますので、ご家族の負担も軽減されます。

2.「身近な街の法律家」としての役割

当会では認知症患者や、各種障がい者などの社会的弱者の権利を守り、穏やかな生活を営めるよう、身近な街の法律家として地域の保健福祉行政に参画し、社会貢献を実践していくことを目指しています。

3.専門職後見人の偏在と不足を解決する役割

超高齢化社会の中で、成年後見人を必要とする方は増加しているのに対し、専門職として対応できる人材は不足しているのが現状です。
その中で、地域に根差した活動を行っており、法律の知識・書類作成等の技術を持つ行政書士は最適な人材だといえます。
私たちは各種活動を通して、成年後見人として活動できる人材の育成を行っています。